建築の省エネ分野への取り組むべき理由 その1

posted on: author: h-souda category: 持続可能な街づくり / 省エネ建築

 

今朝はだいぶん 秋めいて来ました。ようやく朝が寒いと思えるようになってきましたね

SDIM0146 本社の暖炉もそろそろ出番です

早田は建築分野で、省エネルギーでの取り組みが人生をかけて取り組むことと決めています。 かつ 役割は「伝える」ということだと自分で自覚しています。 これは「仕事」というものでは既になく人生を賭けて取り組む課題とすら思えます。

その「伝える」ということで 一番力を入れているのが 「独自セミナー 早田塾」

SDIM0144 弊社の設計統括 小林が個別授業

この日三重本社で受講している法人4社様 なかには愛知県で360世帯も所有する大家さんで不動産業社長様。ただの不動産業ではありません。大型の賃貸物件を大家さん自ら建築に関わり、外断熱で高性能な賃貸物件を有する方です。他にも 大工職人を16名抱えていて、営業は若い社員さん1名 まったく仕事が切れることなく紹介率が78%の法人様。あとは自ら大工として現場で修行し、工務店経営を継いだ2代目。非常に真面目で一度高松にも来てくれて再度、この早田塾に挑戦してくれました。最後にこちらは設計事務所さん 静岡県でも有名ではないでしょうか?市の所有するエコハウスの設計を受託されたり、早田より大先輩の設計士さんです。

このような方が 学びに来てくれるのです。

SDIM0148 2階が研修室15名まで。それ以上は1階で


みなさん素晴らしい法人様・会社ばかりです。でも、なぜ・何を学ぶのでしょうか?

普通のこの手の研修というのは、一般の方、エンドユーザー様が聞く事は無いと思います。  でも、早田塾は聞いて頂いても結構です。 僕がいま建築の世界で伝えている事は 「日本中の皆さん」に知って頂きたい内容なのです。 俗に住宅系FCの話でもなければ 「こうしたら売れる!!」的な販売促進セミナーでも コンサルでもありません。

人口20億人だった地球の人口が一気に70億人を超え、日本では 150年前まで3000万人だったものが一気に1億2700万人まで増え、それが たった35年でこれから一気に9500万人まで3000万人も減少するのです。このような ジェットコースター的に人口が増減する中で 街並みが形成され、インフラが整備され、そしてインフラも街も衰退していくのです。また地球全体では 人口は更に増え続け90億人になるとも言われています。 しかもアジアだけで50億人が集中します。エネルギーはどんどん使われ、更に資源不足、環境破壊が危惧されています。 風速70メートルという聞いた事も無いような台風・ハリケーンが世界各国で被害を与え、すでに日本でも季節を四季を感じる事が出来ないようなことを皆さんも実感されているのではないでしょうか?

この人口動態については 長期スパンで取り組まなければいけず、早田の力でどうすることもできません。

しかし 建築の分野は 祖父の代から土木・建築と生業にしており、早田も自ら左官職人からスタートしました。この分野のことならば理解できたのです。

また、この建築の分野での 省エネルギー・熱の高効率化を図れば、使用するエネルギーが半分は容易に出来る。3分の1、4分の1も可能だということを知る事が出来たのです。

「これは一生取り組むに値することだ!」 こう感じたのは1999年 丁度京都議定書のことが話題になっている時期でした。ここから 早田が省エネ建築に取り組むことになります。まさか いまのような仕事をするとは当時の僕は想像すらできませんでした。しかし、ひとつのことに「一所懸命」なのか「一生懸命」取り組むことにより 開けていくような感じでした。

「持続可能な社会を造るお手伝い! これだ!」こう確信していくのです。

 


この記事がお役に立ちましたら、以下のバナーをクリックして投票をお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ