私 早田宏徳も長年 「住宅・建築」という仕事をやってきましたが、いよいよ上陸です。
着陸前の沖縄
「沖縄」です。 北海道と沖縄は本当に建築をしていても「異国の地」というくらい文化が違うので、正直 行くまではどんな様子なのかも、また ユーザーの方がどのようなことを感じられるかもわからずに やってみるまで「解りません!」という状況でした。
まずは、沖縄の街並み・風景・現地の人の考え方を聞きました。 誰から?もちろんタクシーの運転手さんです。早田は結構タクシーの運転手さんにいろんな情報を現地で貰うんです。確かにレンタカーの方が自由にやすいかもしれないけど、調査しても現地の人ほど解りませんからね・・・
早田「運転手さん、沖縄は鉄筋コンクリートの家が多いですね〜」
運転手さん「そりゃ ほとんどですよ!鉄筋コンクリートの家ばかり。うちもそうですけどね。木造っていったら北の方に一部あったり、昔ながらの島とかにある旧家ですよね。」
早田「運転手さんどの時期からエアコ使ってんの?」
運転手さん「そうね〜4月は扇風機。5月〜10月までは使うね! 11月は扇風機にする けど、最近は暑くて11月でも使いたくなるね・・・」
早田「運転手さんの家は エアコン何台ついてるの?」
運転手さん「小さな家なのに、3台も付いてます」「電気代が高いから 奥さんが使ってない 部屋は消して歩いてますよ(笑)」
天井も壁も鉄筋コンクリートの家
以前ブログにも記載。30年前ほどの平家
鉄筋コンクリートの屋根は ダイレクトに日射があたり、断熱材もほとんど入っておらず、夜中12時過ぎても 天井からの熱射がすごくて寝苦しいということでした。 実は早田は この コンクリートの蓄熱量の高さと、断熱の無関心さで 沖縄の方は すごく高い光熱費を払って らっしゃるな〜というイメージを前回訪問した 9月に感じていました。 またシロアリの被害を過去に経験している(戦後すぐの米軍のバラック)祖父母の方が 家はコンクリートが良い!というイメージということ聞きました。
という話をしている間に 目的地の場所に
必ずニュースにも出る基地問題
ということで 景色を見たり、沖縄といえば この場所!ということで見学してきました。 「嘉手納基地」
とにかく広いのなんのって! 東京ドーム420個分 滑走路が4000mが2本! これは 大変なことです。一般の地方の飛行場だと 1500m〜2000mの滑走路ですので 長い、広い! どのくらい広いのか地図です
嘉手納の方はほとんどの土地が基地に!
嘉手納町の土地88%が 米軍などの基地に 14000人以上の方が わずか敷地12% 2.6㎢の場所に暮らしているということです。 確かにすぐ家の上を戦闘機が飛ぶんですね。 残念ながら 早田がいた時間帯にはそのような飛行機は確認できませんでしたが、100dB 以上の騒音が24時間関係なくあるようです。
ベトナム戦争時のB52巨大!
F15,F22も確認できるそうです
地元の方ならではの話を聞きました
最近では 米軍の問題もメディアに出るようになり自粛ムード、犯罪は減っているそうです。 しかし やはり治外法権ということもあり、被害にあっても 合法的に解決ができないらしく 泣く泣く示談になるということです。 ですので事故とか事件に巻き込まれると本当に大変なんだということでした。
まだ セミナー前の立ち寄りだけで 前半が終わりそうです。 後半に続きます。
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