沖縄で初セミナーでした!(後編)

posted on: author: h-souda category: セミナー / ブログ・想い / 省エネ建築

昨日に引き続き 沖縄上陸して感じたことをリポートです! 嘉手納基地を後にして、ちょっと那覇から離れた海岸線に出ることができました! これが美しいこと!!

IMG_4486 凄いエメラルドグリーンの海

IMG_4484 本当に5分程度の滞在でも癒された〜

本当に 心が洗われるというか、美しいエメラルドグリーンの海には それだけで幸せな気持ちになります。でも、沖縄の人にとっては いつもの光景なので 「海で泳ぐのも子供のころだけですよ〜」っていう僕らからすると もったいない話です。 車で セミナー会場に向かっていると、あれ? あれ??海岸線に見えてきたのは・・・

IMG_4489 こんなに綺麗な海なのに〜

高速を那覇に向かっている海岸線でした。 ちょっと街が見えてきたかな〜ってところで あれは?!

IMG_4490 そうですよね〜発電所

しょうがないんです・・・ 沖縄は島ですから どこかには発電所があるんです。 僕もこの 光景を2007年ドイツにドイツの発電所の仕組みを知るまでは当たり前だし、何にも問題を 感じていませんでした。発電をするときには 化石燃料を燃やし、それでタービンを運転します。たくさんの電気と共に、大量の未利用の熱が発生します。

日本は周りに海がある島国ですので 海水でその熱を奪いどんどん海に捨てているんです。

最近は 「福島第一原発事故」で海水と直結していることは皆さん知る事ができたと思います。

この大量の熱が生態系を壊し、海水を少しずつですが温めているのは事実です。

僕は非常に心が痛くなりました・・・

imgres ドイツの火力発電所はこんな感じ

海水を使って冷やすのではなく、大きな巨大な煙突で 水蒸気を空中に放出し、そして水蒸気はやがて雨になり、また地上にその繰り返しで 空気の力を使って冷やしている 空冷だと聞きました。 詳細はまた 今回のドイツ視察の自己学習のテーマにします。

いずれにしても ドイツでは生態系、自然破壊には日本よりも数倍気を使っている国なのです。 沖縄だけではありません。 日本は島国 どこかで今も 海水で発電所の熱を利用もせずに捨てているのです。そして地球温暖化は進行しているのです。 少しずつですが、、、

学者の方の中には そんな海水の持つエネルギーに比べたら、火力発電所やら 原子力発電所から出す 熱なんて些細なものだ!という方がいます。

しかしそうでしょうか、莫大な熱エネルギーがどんどん 気づかずにとはいえ放出されているのです。

ますます、僕は午後からのセミナーでは 沖縄の方にも気づいてもらいたい!!と気持ちが高まっていったのです。

なぜなら、「エネルギーパス」で計算したら、冷房しか使わない沖縄であっても 40%〜 50%程度の電気使用量は削減できると計算できたからです。 この部分を気づいてもらいたいと・・・

IMG_4496 沖縄の工務店 外間社長の挨拶

僕ら低燃費住宅の仲間 ハウスツーワンさん 沖縄では珍しい 木造住宅を建築する工務店さんです。社長のご自宅近くの公民館をお借りしてのセミナー 職人さんやお知り合いなど50名 近くの方がお越しくださいました。

僕の知っている限りの話を90分間しっかり伝えさせてもらいました。

別に 「住宅を建てること」が一番では無いんです・・・むしろ これからの先の時代を考えた時に 本当に「マイホーム」「新築」が全てではないと思います。

しかし 鉄筋コンクリートの住宅が90%以上という 沖縄の現在の住宅事情も改善すべきところは多いと感じます。台風対策と「シロアリ」対策 ここに大きな熱容量のコンクリート住宅 そして 非効率なエアコンによる とりあえずの冷房空調設備

まだまだできることはあるし、このことを 「言葉」ではなくて 「見て欲しい」「体験してほしい」と思いました。 またこれからも定期的に沖縄に通えるように・・・また皆さんのご縁を大事にしながら

「未来の子供達にために・・・」

「僕らにできることを お子様の未来のために知って、考えて、なにか行動しましょう・・・」

 

IMG_4508 沖縄の帰りの食事はアグー豚さん

そして 専務とあぐーさんを食して帰りました・・・

また来ますよ!沖縄にも

 

 


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