2014 クラブ・ヴォーバン視察〜その1

posted on: author: h-souda category: ブログ・想い / 持続可能な街づくり / 省エネ建築

ドイツの民宿のネットの状況が悪く、なかなかブログが更新できませんでした。。。

ドイツ視察の写真はたくさん撮っていますので、随時アップしていければと思います。今回  クラブヴォーバン合同視察は久しぶりの開催 なんと1年ぶりでした。

2007年に早田が初めて 村上 敦さんからこの ヴォーバン住宅地を視察させてもらい  そこから独立するという人生の大きな変化の視察になっています。今回の視察者も人生の大きな転機になるのではないかと想像しながらスタートです。

IMG_4513 気温6度視察開始です!

今回は13名の視察です。 経営者は3、4名 ほかは全部従業員さんです。一度社長が視察に来て、そこから どんどん社員さんを勉強させようということで 変化が起きています! また同じ時期に早田も知っている方々も まったく別のところで 同時に数組視察に来られています。 行政の方、再生可能エネルギー関連の方など たくさん視察にこられています。

IMG_4516 大好きなフライブルクの街並み

石畳に、建物の通りが揃う街並み、色使い 通りも全然明るくに賑わっています。別段海外からのお客様でもなく、地元の方が たくさん街に集まってきます。

IMG_4518 建物の脇には必ず大きな広葉樹が

普通に暮らしている街並みでも、なんだか絵になります。 視察に来たメンバーも一様に「綺麗だ」とか「かわいい」という言葉が出るのです。

IMG_4531 朝市でもこんなお花が・・・

朝市は フライブルクの大聖堂の前で 毎日行われています。 パン屋さん 果物屋さん ソーセージ屋さん様々のお店も人も集まります。 これは中世ヨーロッパの時代から変わらないそうです。 もともとフライブルクは西暦1100年頃に、銀がたくさん取れるようになったものと岩塩を運ぶライン川と街道の交差点で交通の要衝。そこで街が発展したということ。 当然協会の前には 市場やギルドと呼ばれる商人が集まっていたわけです。

IMG_4529 村上さんから歴史のレクチャー

昔 大聖堂に集まって ミサに参加しても ラテン語の経典では何を言っているかわからない、昔の方は文字が書けない、読めない方が多い だからステンドグラスで 聖書の物語を絵にして説明をしていたようです。

IMG_4526 中谷さんの手のところにあるもの?

IMG_4527 これはなんだ?

この 教会の入り口にある目立つ場所にある 丸い円 「これは何でしょう?」ということが質問です。 これは教会の前の朝市で パンを売りにくる方と買う方 物々交換から貨幣との交換に変わっていくときに、パンのサイズを「定格化」しているということなんです。

IMG_4528 他にも いろんな形が

いろんな形が彫ってあります。 全部解るわけではありませんが、屋根の瓦とか、床の石のサイズかな〜とかみんなで意見を出し合いました。まず 「規格」を作るということが重要だということは この時期から始まっています。

IMG_4553 この街並みも 昔からある風景も

屋根の瓦 一枚 一枚サイズを同じに作っていくことも 床の石のサイズが同じなのも 全部、昔からこのように教会の前に 規格があり、それを職人さんが忠実に守って作っているからこそ、昔から同様の街並みが維持できていると思うと 感慨深いものでした。

フライブルクでも空襲に遭わなかった地区があります。 ヴィーレという高級住宅街。1890年〜1910年頃に建てられた アールデコ調の住宅街です。

IMG_4540 家には大きな広葉樹がたくさん

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古い街並み 木がたくさん 自然に溢れる街並み 23万人の街で非常に活気がある街並み  ここから13名の仲間と5日間の視察を開始します。

でも、ずっと5日間ぶっつづけで 厳しい視察ですが・・・

 

 

 

 

 


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