ドイツには 20回近く訪問していると思います。 iphone, ipadで写真を撮ると 位置情報が入るので便利ですよね!
こんな感じで ドイツは結構いろんな都市を見て回りました!その中で 今日はフランクフルト〜カールスルーエ〜シュトゥットガルトの散策をしたことを思い出して書いています。
この写真解る方は?結構「通」ですよね
かの有名な学校【バウハウス】のメンバー一同の写真です。 そう このカールスルーエにはバウハウスメンバーが関わった建築物があるのです。 その見学に行ってきました!
バウハウス
バウハウス(Bauhaus, バオハオスとも)は、1919年、ドイツ・ヴァイマルに設立された、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行った学校。また、その流れを汲む合理主義的・機能主義的な芸術を指すこともある。学校として存在し得たのは、ナチスにより1933年に閉校されるまでのわずか14年間であるが、その活動は現代美術に大きな影響を与えた(モダニズム建築、20世紀美術の項を参照)。
バウハウスはドイツ語で「建築の家」を意味する。中世の建築職人組合であるバウヒュッテ (Bauhütte, 建築の小屋) という語をグロピウスが現代風に表現したものである。
ということで Wikipediaでは表記されています。 ヴァイマル いわゆる日本語読みするとワイマール地方ですね。
僕ら建築を志すものとしては 通らないといけない道では無いけれど、建築・美術・デザインの基本という感じです。
デッサウとベルリンに実際に学校があり、現代建築の重要なポストを占めるメンバーが教師として教鞭を取っていたのですが、ナチスドイツにより 廃校となりました。
1929年に建築された建物を塗装だけしてます。
全く古さを感じさせない 素晴らしい建物です。
日本の公団住宅は真似をした?!
でも いまの日本の公団住宅は ただ古いだけで やはりチープなイメージですよね! どうして 1929年に建築されたこの建物は古さを感じずに、むしろかっこよさまで感じるのか?
内側に見えるのが 昔の建具です
このバウハウス建築を そのままオフィスにしている事務所の中を見せてもらいました。
この方たちも建築・都市計画をしている方々、なんとも 仕事がしやすい、またこんなところで仕事をしていたら 誇りにすら思えるだろうと感じずには居られませんでした。
この建築というのは、80年、100年全然問題無いし、むしろ デザインが優秀だと 大事にされる。 時代に合わせながら、多少のメンテナンス・改修は加えていくにしても 基本的には耐久性+デザイン そこにメンテナンスコスト ここにこれからは光熱費などのランニングコストを加味して 大事に大事にしてもらえる 建築をしたい! そう思いながらのカールスルーエでした。
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