職人さん学校訪問 と マイスターMATさん

posted on: author: h-souda category: ブログ・想い / 低燃費住宅 / 省エネ建築

ドイツのマイスター制度を実感するため、職人さんの教育プログラムを知りたくて
僕らの「村上敦」師匠と一緒に職人さん養成学校に訪問して参りました。

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写真は この学校の設備給湯関係のマイスター マットさん
あと クラブヴォーバン代表で環境ジャーナリスト 村上 敦さんです

いや・・・とにかく このプログラム2時間だったのですが、非常に内容が濃く
意義深いものでした。
というか、日本が工業国だ!なんて言う事が恥ずかしいくらいの【差】を感じました。

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まず この学校には 「見習い期間」という時期を経て 学校での授業と実際に働きながら「見習い」をしながら
約1000時間以上の時間を勉強しながら 職人さんへの道を歩みます。
1週間のうち 3日は学校で授業、3日は実際の会社で「見習い」として働くのです。
今回学んだのは、給湯や設備機器を扱う職人さん学校でした。
しかし 日本と全く違う様子に見えました!

上記写真のように、ヨーロッパで流通している 「設備機器」がスケルトンになっていて 「整備、修理」をすることが
できるように訓練されているのです。
ですので 最初は 板金加工から始まり、配管の曲げや接続部分まで 自分で加工をするのです。
配管を「所定の形式」に全て手作りをして 実際に15気圧くらいの圧力をかけて 「漏水」試験をする!
なんてことが 最初の方のプログラムだそうです・・・

この学校で 3年半くらいの 「見習い期間」を終了すると 職人さんのタイトル「ゲゼレ」が取得できます!
というか、それまでに どのくらいの授業で どのくらいの「職人さん」に成長するのか!
本当に素晴らしいと感じました。

マット先生のコメントです
「実際に職人さんになって、街で就職をして 電話がかかって来て呼ばれるんだよね。その時は必ず言われるんだ」
「・・・修理してください!!」ってね
職人さんは 修理することが 仕事だよね! 住んでいる使っている人は まず「小額で修理したいんだよ!」
「だから、全部のメーカー、全部の商品を修理できるように準備しておかなければいけないんだ!」

ここで僕は思いました・・・
「日本の人は すぐメーカーに点検させます。とか 交換します!しか言わないな〜」
ましてや 自分の取り扱っていないメーカーだと 「相手にもしてもらえないかもしれない」
日本には 職人さんはいなくなりつつあるのか?!

マット先生は続けます
「でも20年くらい経過している設備でね。修理しても 明らかに効率が悪くて、新品にしたほうがいいな!と思ったらさすがに提案するけどね・・・」

明らかにお客様が不利だと思わない限り 修理し続ける・・・
素晴らしい考えだし・・・
「日本も昔の職人さんはきっとそうだっただろうな・・・」と僕は思いました。
いつの間に、こんな スクラップ&ビルドの風潮に日本はなってしまったんだろう!

まだまだ 続きます・・・


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